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日本におけるペットの飼育率は横ばい。
犬に関しては低下傾向。
同時にペットにかけるケアやフードの高級化は
著しく進むなどペットの家族化は上昇傾向にあります。
ペットを愛しいわが子と位置付ける人は多いでしょう。
しかしながら、わが国の法的解釈では、
未だにこの愛するわが子も器物扱い。
ペットを大切にする飼育者と非飼育者の価値観に
大きなひずみが生まれている現状もあり、
これが法整備を遅らせる要因であろうかと思います。
私はペットという言葉は嫌いです。
一緒に暮らせば、当然、家族。
食事は全て手作り食で、たとえ高級であろうと、
『ドッグフード』と名の付くものは与えません。
人間の寿命は85歳くらいでしょうか。
犬は平均10~13年と、言われています。
人間から見れば、ほんの短いその生涯を少しでも
健やかに楽しく生きてほしいと、心からそう願っています。
いつか、この子たちと別れる日が来る、
その瞬間に、なるべく後悔はしたくないのです。
『悲しい思いや寂しい思い、そして苦しい思いは絶対にさせない。』と、
手のひらサイズで我が家に来たこの子たちに約束しましたから。
動物と一緒に暮らすことのスタンスは、人それぞれかもしれませんが、
少なくとも私は、自分の健康を考えるのと同じようにわが子の健康も考えています。
そのためには、既存メディア(テレビや新聞)だけの情報には
絶対振り回されず、あらゆるアンテナから情報を取り入れ、
知識を深めようと努力しています。
今、この国の情勢がどのような状態にあり、
ペットを含め、国民の健康を取り巻く業界に
どのようなパワーバランスが存在しているのか。
そこにフォーカスすると、あらゆる矛盾と、
底知れぬ闇が見えてきます。
そうした混沌とした世界の中で、ちっぽけな私たちこの家族が
健康で幸せな生涯を送るためにどうすればよいのか。
とにかく、多くの情報を得ること。
それを判別するための知識を養うこと。
そして、何よりも愛情に裏打ちされた決断力が全てであると、
私は、今、そう考えています。